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マンション清掃員のクレーム・トラブル例3選と対策法

公開日:  最終更新日:2016/09/12

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マンションの管理会社にとって、建物の清掃をお任せする清掃会社の選び方は重要です。「安いから」と安易に業者を選んでは、トラブルの原因になることもあります。

今回は、清掃会社が関わることで生じたトラブル例や清掃会社の選び方についてまとめました。マンション管理会社の方は、参考になさってください。

清掃スタッフとのコミュニケーション

マンションにやってきたスタッフに、依頼の意図が伝わっていないことも聞かれます。例えば「清掃を開始する時間帯が依頼と異なる」ケースです。

朝早くから清掃を始めると、まだ寝ている住民もおり騒音による迷惑が掛かる為、朝8時~10時の間での清掃を依頼したが、実際には朝の6時前後から清掃を始め、ポリバケツを洗う音で目が覚めてしまった。などの住民からクレームがあった例もあります。

【対策法】

事前の話し合いで、しっかりと依頼の意図と守らなかった場合いのリスクを説明し、理解のある会社を選びましょう。また、教育体制がしっかりしているかのチェックも重要です。

清掃スタッフ(担当者)がよく変わる

担当の清掃スタッフが頻繁に変わるケースがあります。スタッフが変わると改めて依頼の意図や、各内容を説明する手間がかかりますし、また、引継が上手くできておらず、やり残しが発生することもあります。。

【対策法】

固定での派遣は可能か?清掃員が変更になる場合どういった方が派遣されるのか?引継の体制を事前の打合せでしっかり確認しましょう。

清掃が予定の時間に終わらない

清掃会社は時間単価で費用を算出することが多いです。そのため、作業員の熟練度が低い場合には清掃時間が長くなり清掃費が高く、その割には仕上がりが満足いかないなんてこともあります。

【対策法】

清掃業者との話し合いの段階で、「何人で清掃を行うのか」「どれくらいの時間がかかるのか」といった細かな部分まで確認し、また予定よりも清掃の時間・日数が延長した際の支払いについても交渉しておくと良いでしょう。

追加の依頼に対応してもらえない

実際に清掃作業が始まると、管理している側としては次々に依頼したい項目がでてくるものです。しかし、高所の作業や力仕事など、作業内容によっては派遣されたスタッフ方が所持する資格や能力だけでは対応できないこともあります。

【対策法】

作業に入る前に清掃手順を共有してもらって、手順をイメージできるようにしておくことが重要です。イメージすることで、細かな部分まで業務内容を把握することができます。

その時に生まれた疑問を業者に尋ねることで、当日に対応できないといったトラブルを減らすことにつながるでしょう。

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清掃を依頼する際には以下のような項目をリストアップしておくと良いでしょう。

・作業時間
・清掃範囲
・派遣される作業員
・作業を行う順番
・清掃の際に気を付ける点

こうした点をまとめておくことで、清掃業者に依頼する料金を適正料金として納得することができるでしょう。

ライター:高木たいじ
某有名不動産ポータルサイトの運営会社にてサイトデザイナーとして勤務を経て、フリーとして活動。不動産ポータルサイト運営時代のノウハウから豆知識、ハウツー系の記事を得意とする。

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