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マンションリフォームおさえるべき3つのポイント

公開日:  最終更新日:2014/11/28

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住生活基本法CASBEEにより築年数が経過したマンションにも注目が集まる様になり、リフォームで資産価値を高める動きが活発になりつつあります。

今回はリフォームを前提として、ご自身のライフスタイルにマッチした部屋を購入しようとする場合のポイントをご紹介してまいります。

ポイント1・見積もりの読み方

リフォームでは料金体系は大きく2つに分けられます。1つは工事費で設備や部材費用、職人さんの工賃が含まれます。基本的に単価×数量や日当×人数で計算します。

もう1つは職人さん以外でリフォームに携わる人の人件費や保険料、営業利益などが含まれる諸経費です。この2つを合わせたものに消費税を足したものが総工費になります。

リフォームの適正価格は

適正価格は数社からの見積もりを比較検討して初めてみえてくるかと思います。見積もりをお願いする際は現地調査が必要ですので、あまり多くのリフォーム会社に依頼すると時間も手間もかかります。

まずは、過去の工事例などを比較検討し、気に入った2~3社に絞って見積もりを依頼するのが一般的です。

見積もりをお願いする時に大切なポイントとして、必ず同じ条件で依頼する事と数社の相見積もりである事を会社側に知らせる事です。競合他社がいるとわかれば、価格やプランもきちんとした提示をされる可能性が高くなります。

比較のポイントは3つ

頂いた見積もりを前にして、比較検討するポイントは以下の3つになります。1つ目は設備・部材のメーカー品番と価格、数量です。

同じメーカーの商品でも、グレードが違ったり部材の数が違えば料金も異なります。全く同じ商品でも割引率が違えば料金が変わります。

2つ目は職人さんの工賃です。高すぎる工賃も困りますが、余り安すぎるのも職人としての腕が未熟なのでは?と推測できる場合もありますので、要チエックです。

3つ目は別途工事が含まれているか?どうかです。リフォームには基本工事とは別に予想される別途工事がつきものです。別途工事費用が含まれていない場合は、見積もりは安く見えますが、後で追加工事として費用が上がる可能性も考えられますので、記載がない場合は、担当者に必ず確認をしましょう。

ポイント2・可変性

リフォームで一番重要なのは、変更の自由がきくか?リフォームで室内に段差が生じないか?などの確認が必要です。

天井や床のレベルがリフォームをする事によって変わると室内空間環境が大きく変わります。出来る事、出来ない事をきちんと説明してくれる会社を選ぶ様にしましょう。

ポイント3・プロの提案

現地調査見積もりの際に現地調査をきちんとしているか?図面を確認するか?も見極めのポイントです。注文通りの見積もりではなく、別途工事や仕上がりの説明などでプロとしての提案をしてくれるかも重要です。

リフォーム後に「ここをこんな風にすれば?という提案をしてくれたら良かったのに」という話も良くききます。

キッチンのリフォームと一口にいっても、間取りをかえずに設備だけを変える場合や間取りを変更して設備を変更する場合、グレードをアップする場合では2倍、3倍と料金が変化します。

内装設備などは、展示品を安く仕入れたり、型落ち品に変更するなどをする事により、設備代を安く出来る場合もありますので、そういった相談が出来る会社を選ぶという事も、取捨選択肢のポイントの中に入れてもよいかもしれません。

また、前回の住宅瑕疵担保履行法でも触れましたが、2010年4月からリフォームでもリフォーム瑕疵保険がスタートしております。万一に備えての保険に加入して頂けるかどうか?も確認する事が重要です。

予算に合わせて、無理のないリフォームを依頼する事も大切です。リフォームは快適に住む為の夢を具現化することにありますので、マンションの資産価値を上げ、夢を叶えてくれる素敵パートナーに巡りあいたいですね。

ライター:マンションナビ美
不動産系会社勤務を経てフリーで活躍。自身も分譲マンションのオーナーとして、大規模修繕や、理事会役員を経験する。実体験からマンション業界を分かりやすく解説する。

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