Project Story

世界初の宅配ボックスは、
ある男の「はじめの一歩」から始まった。
宅配ボックスの父――原幸一郎。
スマートフォン、電子レンジ、自動販売機、二次元コード。
暮らしを変えたすべてのインフラには、常識を超えた者たちの挑戦があった。
未来を見据え、熱く強い信念と、絶対に負けない行動力。
40年前、原幸一郎は、「無人で荷物を受け取る」という概念すらない時代に、
前例のない“0”から“1”を生み出した。
原 点― Chapter1
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原点は、
一人の男の旅だった。
1965年。
原幸一郎は世界一周の旅に出た。
異国の地で単身、様々な仕事に挑戦。
仕事の依頼は現地のコールセンターが受け、彼に繋いだ。
電話一本で、離れた場所にいる人と仕事が繋がる――
この仕組みは、後のコントロールセンターの原点となった。

転 機― Chapter2
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『はじめの一歩』へ
踏み出す決意。
1976年。
帰国後、マンション管理会社を設立。
宅配便が普及し、不在配達が社会問題になり始めた頃――
ある日、管理人室で預かっていたゴルフバッグが盗難にあった。
その瞬間、原は決意した。
「もう二度と、預かった荷物を失わせない」
そして思い描いた。
「無人でも荷物の受け渡しができるロボットをつくるんだ!」
それが、のちに世界を変える「はじめの一歩」になった。

挑 戦― Chapter3
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誰も予測できなかった未来を、
この男は見ていた。
1986年。
世界初の宅配ボックス「フルタイムロッカー」誕生。
当時、誰が想像できただろうか?
40年後、再配達が国家的な問題になることを。
ドライバー不足が物流業界を揺るがすことを。
当時の価値観や市場動向を無視し、データも前例もない中での開発。
原には、フルタイムロッカーが
未来に必要となる姿が、すでに見えていた。
飛 躍― Chapter4
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未来をつむいだ、
1本の専用回線。
インターネット通信のない時代。
人が預かる以上のサービスを、ロボットで実現できないか――
想像を遥かに超える戦いの幕開けだった。
最新のコンピューターを導入しても、現場では盗難、システム障害、トラブルの連続。お客様のストレスは増すばかり。
そのとき原は、海外で頼っていたコールセンターの仕組みを思い出す。24時間365日、コントロールセンターで現地ロッカーを監視。
困ったときはすぐに電話に出て、遠隔操作で扉を開ける。
こうして、世界初の「オンライン管理」宅配ボックスが誕生した。


進 化― Chapter5
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止まらない進化。
マンションのエントランスは、
サービスステーションへ。
「ここから荷物を発送しよう」
「クリーニングをここで集荷しよう」
荷物を預かることからはじまったサービスは、
暮らしの便利を進化させ続けている。
20年前には冷蔵ロッカーを開発。
2025年、冷蔵・冷凍・常温すべてを預かるトリプルプレミアムを実現。
フリマ発送、食材配達、ネットスーパー、電動自転車のバッテリーシェア、
「こんなサービスがあったら」を、形にしている。
志 命― Chapter6
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利用者も、配達者も。
すべての暮らしと仕事を支える。
再配達が国を揺るがす社会問題となった今。
フルタイムシステムは、
40年以上前からこれを解決してきた。
私たちには、他社にない「道しるべ」がある。
“0”から“1”を生み出した、常識を超える精神。
そして、“1”から“100”へ進化させ続ける使命。
それは全社員が共有し、受け継いでいく、
最高のアイデンティティだ。




これからも、進化は止まらない。
モノの受け渡し、
貸し出し、返却――
すべてのタイムロスをなくし、
ストレスフリーな社会へ。














