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管理費節約術!「無駄使いしない」がバカに出来ない効果に

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節約
「管理費節約」はマンションにお住まいの方の努力によっても達成することが出来ます。今回は「住民協力型」の節約方法についてご紹介して参ります。

電気代

共用部に使用されている電気の使い方を検討し、電気代の節約に繋げているマンションもございます。例えば常時点灯しているエントランスを夜間だけ点灯する。

共用廊下の電灯をセキュリティに問題のない範囲で電灯の数を減らす。ワット数を下げるなど。「無駄な電気を使わない」を徹底的に実行し、年間で数万円の節約に成功された管理組合もございます。

水道代

こちらはペット専用足洗い場などマンション住民が比較的、自由に共用水道を使用できるマンションのケースですが、ペットクラブのクラブ費から水道代を一部負担する。

共用水道周りの整理整頓。水道を使用しない時は元栓を閉めて使用する時に開放するなど。水道を使う際の細かいルールを設定した結果、無駄に使用される水道が減り年間1万円程度の節約に成功されました。

植栽

マンション外周やエントランスなどに植栽コーナーを設置されているマンションは多いかと思いますが、定期的な手入れがないと見栄えがしなかったり、害虫の発生など、メンテナンスには意外と費用や手間がかかります。

専門業者に託していた植栽メンテナンスをシルバー人材に変更する方法を前回はご紹介しておりましたが、この植栽のお手入れを住民が手分けして行っているマンションもございます。

お手入れ用の物品などを購入する際の初期費用はかかりますが、後々のメンテナンスフィーが発生しませんので植栽メンテナンスにかかる費用の節約に繋がって参ります。

また、日頃から細かく手を入れる事により植栽が常に美しい状態に保たれ、定期メンテナンスの時間も短くなる、地域や住民間のコミュニケーションが増えるなど相乗効果が期待されるようです。

共用部清掃

共用部の美観、維持メンテナンスの為に専門業者による共用廊下のポリッシャー清掃を、管理費節約の為に住民で行っているマンションもございます。

ポリッシャー購入や専用洗剤の購入など初期費用や経費は若干かかって参りますが、短期的に回収可能な投資でございます。

また、半年に1回程度だった清掃作業を年に4回実施する事により、共用部の美観が以前よりもUPし、結果として管理費節約の大きなポイントとなったそうです。

以上、住民協力型の管理費節約では住民間のコミュニケーションも活発になり資産価値UPも期待できる節約方法でした。しかし、こういった住民参加型の節約の場合は参加できない方や参加しない方も存在する可能性がございます。

参加する方には報酬を支払うなど、住民間で不公平や不満が出ないように予め話し合う事が最も重要となってくるでしょう。

ライター:マンションナビ美
不動産系会社勤務を経てフリーで活躍。自身も分譲マンションのオーナーとして、大規模修繕や、理事会役員を経験する。実体験からマンション業界を分かりやすく解説する。

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