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コミュニケーション力をUPさせるための7つの方法

公開日:  最終更新日:2016/09/14

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前回まで、聞き手に好感を持って頂けるコミュニケーション向上術を具体的に挙げてまいりましたが、いかがでしたでしょうか?今回は、今までの例をまとめまして、どんなシチュエーションにも通用する話し方のポイントをおさらいしてみます。

まず、自分が変わる意識を持ちましょう

ご自身の話し方に自信がない方の場合やトラブルに巻き込まれる事が多い方の場合ご自身の反省点に気づきながらも、つい相手が悪いと思いがちな面も多いようです。

相手が理解してくれないのは、話の内容が伝わっていないと考え、表現方法を変えて話してみるなど、相手が理解してくれる方法を試してみましょう。

今までの習慣を変える意識は大変ですが、努力する事により自分自身の語彙の選択肢が広がり、人間として成長できることにも繋がりますので、「自分を変えよう」と思う意識を持つファーストステップは大変重要です。

相手に誤解を招く伝え方をしない

例えば「後でご連絡します」は、すぐ後なのか、2~3日後なのか、聞き手の受け取り方によっては時間差が大変ある紛らわしい言葉ですよね。このような人によっては感じ方が変わってしまう言葉は使わないようにし、具体的な日時などを伝えるように心がけましょう。

時間的、数量的な曖昧表現だけでなく、「たぶん」や「思います」のような言葉も注意が必要です。例えば「次の会議はたぶん、月曜だと思います」と推測して告げた言葉が「次の会議は月曜だ」と事実として間違って相手に伝わってしまう可能性がありトラブルとして発展する場合も考えられます。

気持ちを添える一言を

「いってらっしゃいませ」というより「お気をつけて、いってらっしゃいませ」など相手を気遣う言葉が入っていると嬉しいものです。

書類の整理を頼まれた場合なども「はい」や「わかりました」だけではなく「はい、書類の整理ですね」と用件を復唱する事で、信頼感が増します。

言葉だけでなく態度も大切

例えば「頼まれたコピーができました」「ありがとう」の言葉ひとつをとっても、相手を見ずにいう「ありがとう」ときちんと相手の目を見て「ありがとう」という場合では、印象がずいぶん違います。

コミュニケーションをとる際は、きちんと相手に向き合って聞き取りやすい声と正しい姿勢、相手の目を見て話すことによって、受け手にも、きちんと話をしなくてはいけないという意識をもってもらえるきっかけとなります。

人の話は最後まで聞きましょう

苦情やクレーム、相談を聞く場合など、「聞く姿勢」というのは重要なポイントです。誰かに話すきっかけがなく、今あなたに初めてお話をされていると想像してみてください。我慢していた言いたい事が沢山あるのに、いちいち途中で話を止められてはイライラが嵩じることは想像できるでしょう。

途中で口を挟みたい事があっても、「最後まで相手の話を聞く」という心の余裕を持つ事により、問題の解決がスムーズにいくヒントが見つかる事もあります。

相手の話を真剣に聞き、適切な相づちを入れることで、相手にとっては「話をわかってもらえた」という満足感につながり、その後の交渉が冷静に運ぶきっかけとなります。

議事進行、プレゼンテーションは堂々と

「あがり症」の方や緊張してしまう方は「失敗したらどうしよう」「会場の参加者が意見に反対したらどうしよう」など始まる前からマイナスイメージを持ってしまいがちです。まずは、失敗しないように事前のリハーサルを繰り返し、自信を身につけましょう。

加えて、参加者全体をゆっくりと見渡す事により、しっかりとあなたの眼を見て「聞いていますよ」という信号を送ってくれる方や「うんうん」と相づちを入れてくださる方など、

あなたの発言に自信を与えていただける聞き手を見つける事で、さらなる自信を身につけることも出来ます。ゆっくりと大きな声で話す事により、聞き手にも安心感を与える事ができます。

褒め方、叱り方、謝り方を大切に

コミュニケーション力をつける方法のひとつとして職場で上司、同僚、部下の良いところを見つけて「褒める」癖をつけましょう。プラスイメージの言葉は自分だけでなく相手のモチベーションもUPします。

「褒め力」がついている人から叱られた場合、叱られた相手も「いつも褒めてくれる人に叱られるという事は、大変な事をした」と反省も大きく、挽回しようとする意識も強くなります。

常に褒めっぱなし、常に叱りっぱなしでは、相手の意識下に話の内容が届く前に「また、いつものか。」で済まされてしまいます。

いかがでしたでしょうか?ひとつでも「なるほど」「試してみよう」と思って頂けるポイントがありましたら幸いです。是非、実行してみてくださいね。

ライター:マンションナビ美
不動産系会社勤務を経てフリーで活躍。自身も分譲マンションのオーナーとして、大規模修繕や、理事会役員を経験する。実体験からマンション業界を分かりやすく解説する。

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