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マンション総会や定例会での話し方テクニック

公開日:  最終更新日:2016/09/13

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マンションでの毎月の定例会や会社などでの会議など、人前で話す機会が多くなりますが、大勢の方の前で話す事が苦手な方も少ないないようです。

ビジネスシーンなどではプレゼンテーションの機会も増えますので、聞き手に聞いていただける話し方を知るというのはとても大切な事ですね。今回は、大勢の方を前にしても効果的に話せる方法をご紹介します。

身だしなみ

目の前や壇上に立つ方の身だしなみがだらしないと、話を聞こうと思っている側からすると、真剣に話を聞く気分がそれてしまいます。どんなに素晴らしい話をして頂けても、話の内容と外見がかけ離れていては、話にも信憑性がなくなってしまいます。

話の内容も大切ですが、まずは発言する方の人柄が見えるきちんとした服装で望む事が大切です。身だしなみを整えることにより、「今日は皆さんに話を聞いてもらおう」と自分自身のモチベーションもあがります。

「皆さんの意見をまとめあげて良い方向にもっていこう」などという意気込みがあるだけで話し方も堂々としたものになり、落ち着いて話ができるようになります。

よく通る声を出す方法

また、聞き手にわかりやすい声を出す為に、姿勢を正すのも大切です。上半身を聞き手側に向けると、声が前に出て良く通る声になります。座っている場合も椅子にもたれずに上半身を伸ばして声を出す事で、同じ効果が得られます。

ボディランゲージが多い方は、手足の動きが聞き手にとっては煩雑になります。効果的なアクションは聞き手をひきつけますが、無駄な動きが多いと聞き手は気が散って話の内容を理解することができなくなります。癖のある方は極力、押さえるようにしてください。

相手を見ながら話す

視線は極力、聞き手を見るようにします。参加者が多い場合は後ろから前へゆっくりと全体を見渡しながら話すと聞き手側も「自分に向かって話しかけられている」と注意して話を聞ける姿勢になるでしょう。

口を大きく開けてゆっくり話す

話をする時は、普段、話をする時よりも口を大きく開けて話す様にしましょう。そうすることにより、普段の口調よりゆっくりと話す事になり、言葉の発音もはっきりと聞き取りやすいものに変わります。

遅刻厳禁

そして、時間に遅れずに前もって会場に入る時間的余裕も必要です。以前、アドバイス役として参加したマンションの定例総会で会長が30分遅刻してくるという事がございました。

この会長は遅刻のお詫びをする事無く、壇上の議長席に座られた為、他の区分所有者の方から叱責され、その後の議事が全く進まなくなったという事がございました。

原稿準備とリハーサルで緊張を緩和

自分自身が「あがり症」や人前に出ると緊張してしまうという自覚のある方は、事前準備を徹底しましょう。

話す内容の原稿を用意し、リハーサルをする事により、少し自信がつくようになります。本番では「皆さんがこの情報を聞きたいと思っている」という暗示を自分にかけ、自身を持って話してください。

ライター:マンションナビ美
不動産系会社勤務を経てフリーで活躍。自身も分譲マンションのオーナーとして、大規模修繕や、理事会役員を経験する。実体験からマンション業界を分かりやすく解説する。

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