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夏の湿気はココに!場所別対策法

公開日:  最終更新日:2014/11/28

わかっている様で、実は知らない事も多い湿気対策。今回は、湿気が溜まりやすいポイント別に対処方法をまとめてみました。

戸棚・押入れ

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密閉してしまう空間のため、空気が滞留しやすく、湿気も溜まりやすい箇所です。湿気は下に溜まりやすいので、隅や下段は要注意です。すのこを入れて空気が回る隙間をつくるのは有効です。

湿気を吸わせる湿気シートやじゅうたん、専用の建材を利用する場合は、除湿に時間がかかりますので注意が必要です。押入れや戸棚の戸を開けるだけでは空気の入れ替えは完全に出来ません。

毎日、布団を収納するライフスタイルの方は更に注意が必要です。布団は一晩で200ccの寝汗を吸っているといわれていますから、そのまま布団をいれてしまうと収納棚の中に湿気を押し込んでいるのと同じ状態になります。

布団は天気の良い日などに干すなどして湿気をとるようにしたり、収納棚の中の荷物を出して天日に当てたり、風通しを良くすることが重要です。

靴箱

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夏場は靴箱内の温度も高くなりますので、カビが生えやすい環境になっています。雨に濡れた靴を乾かさずに入れて、カビを生やす失敗は良く聞く話です。夏場は扉を閉め切らずに少し開けておくだけでも空気が入れ替わりますので、湿気対策に有効です。

本棚、たんすなど

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壁面にぴったりとくっつけずに2センチ以上の隙間を空けて風通しを良くしましょう。また、本は湿気を吸い込みやすいので天日に当てたり風にさらすなどの虫干しが有効です。

タンスは引き出しごと外して虫干ししましょう。下段下に湿気シートや新聞紙などを入れられている場合は、この機会に取り替えましょう。

キッチン

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料理中の熱や水蒸気が多く発生する場所です。飛び散った水分や臭いは壁、天井、床にも付着しやすくなります。キッチンに立った際は、必ず換気扇を回して水蒸気を外に出すようにしましょう。

食器棚

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食器の乾燥が十分でないまま、食器棚に収納すると食器棚の中で湿気がこもります。食器棚の扉を開けっ放しにするのは、嫌な方も多いかと思いますが、少しだけ開けておくだけでも空気が入れ替わりやすくなりますので、食器収納後はしばらく開けておく習慣をつけてみましょう。

バスルーム、洗面所

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室内で一番、湿気がこもる場所ですので、窓を開けたり換気扇を回すなどの日ごろの対策が重要です。お風呂の後はスクイージーなどで水滴をとってしまうか、タオルで拭いてしまうなどして、湿気をとどめておく時間を短縮することでカビの発生を抑える事ができます。

重要なのは空気を滞留させないこと

重要なポイントは空気を滞留させないことです。大きな家具は動かすのも大変かと思いますので、シーズンごとに「今回はこの家具」のように一つ二つの家具を動かすことを決めて、家具が接していた床、壁、家具の隅などを点検する習慣をつけるのも良い対策方法のひとつですよ。

ライター:マンションナビ美
不動産系会社勤務を経てフリーで活躍。自身も分譲マンションのオーナーとして、大規模修繕や、理事会役員を経験する。実体験からマンション業界を分かりやすく解説する。

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