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日産マーチ購入と宅配レンタカー利用のコスト比較!年間20万の節約に

公開日:  最終更新日:2014/10/23

2014年6月25日発行の「マンション管理新聞」に掲載させていただいた、宅配レンタカーに関する記事広告をご紹介します。

車両の配車・返却はマンションで

レンタカーをマンションまで届けてくれて利用後もマンションまで引き取りに来てくれる「宅配レンタカー」が大人気だ。宅配ロッカー最大手の「フルタイムシステム」と日産レンタカーが共同で開発(特許取得)した「宅配レンタカー」、マンションライフを大きく変えようとしている。

マイカー並みの利用可能に

「宅配レンタカー」は5月末現在、25棟のマンションで導入され770名が会員になっている。利用方法は実に簡単だ。マンションに設置されたレンタカーの駐車場を予約した後、パソコンや携帯電話でお好みの車種のレンタカーを予約する。

配車時にフルタイムロッカー(宅配ロッカー)に預けられた車両キーを受け取り利用する。利用料金は日産レンタカーに事前に登録したクレジットカードで行う。

貸し出し・返却とも非対面方式なので留守時の配車や都合の良い時間での返却ができ、いつでも好きな時に好きな車を利用できる、まさにマイカーのような利用が可能となった。

日産マーチの購入と宅配レンタカー利用の年間コスト比較

「宅配レンタカー」はマンションライフを変えそうだ。そのひとつが、車は持たずにレンタカーで過ごす動きだ。現在、マイカーの利用状況はどうだろう。

週末に買い物やレジャーで6時間程度、年間に宿泊を伴う旅行で2回、年間に遠出の日帰りレジャーで2回、この程度の利用が平均といったところだ。

日産のマーチを例にこの車生活を購入と「宅配レンタカー」でコスト比較した表が表1である。

「宅配レンタカー」の方が年間で約20万4千円安く済む。これが長期間となれば購入は車検代やメンテナンス代、日常の洗車代等がかさみ「宅配レンタカー」のコストの魅力はさらに増す。

高齢化に伴う車の手放しにより「専用駐車場」の確保しやすく

ところで、「宅配レンタカー」利用に欠かせないのが専用駐車場だ。新築時なら設計段階から組み込みしやすいが既存マンションで専用駐車場の確保は難しい。

ただ、ここにきて既存マンションの管理組合から「宅配レンタカー」の問い合わせが多くなった。それは居住者の高齢化に伴って車を手放す人が増えていることで、専用駐車場の確保がしやすくなったからだ。

実際、東京・中央区のタワーマンション「リガーレ日本橋人形町」(33階建て、335戸)団地管理組合では「一時期駐車スペースの解約が相次いだ。

高齢者の方のマイカーを手放す動きの始まりの予感がした。車イス専用のレンタカーも揃っているので、病院に付き添っていく時とか、小旅行の利用に便利」(鈴木健一理事長)だとして、2年半前から導入した。

空き駐車場が目立ってきたため、メンテナンス代等の維持費がかさむ機械式駐車場を撤去して平置式に改修する管理組合も少なくない。その際に、宅配レンタカーの専用駐車場を設ける動きもある。

「宅配レンタカー」はフルタイムシステムの最新のフルタイムロッカーが導入されていれば導入が容易だ。前出のリガーレ日本橋人形町団地管理組合の鈴木理事長も「管理組合業務に負担がかからずに導入でき、居住者の付加価値サービスにつながる」ことが導入の大きなポイントだったと話す。

従来のレンタカーだと最寄りの「レンタカー」店舗に出かけ、対面で手続きを済ませないと利用はできなかった。返却も店舗まで行って手続きを済ませる必要があった。また、店舗から自宅まで帰らなければならない。

それが「宅配ロッカー」だとマンションに車が届き、返却もマンションでOK。マンションライフを一変させるサービスといえる。

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