>宅配ボックスのお問合せ<

宅配便受取りで居留守?再配達の頻度は100%と4分の1が回答【200人アンケート】

公開日: 

インターネットショッピング全盛の現代。宅配業者がダンボールを抱えてマンションに入っていく様子は、1日に何度も見かけます。

しかし、社会人なら基本的に平日の日中は受け取るのが難しいですし、休日常に家にいられるとも限りません。果たして通販の利用者は、配達物をいつどのように受け取っているのでしょうか。
 
そこで今回は、宅配物の受け取り方について約200人にアンケートを実施しました。

調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年2月13日~2月20日
調査対象:東京都在住、20—29歳

96%がネットショッピングを利用

第1問目は、インターネットショッピングの利用頻度についてのアンケート。結果を見ると、96%がネットショッピングを利用したことがあると回答。その中でも全体の約4分の1が月4回(週に1回)以上利用しています。

では、これほど多い頻度で来る配達物を、皆さんはどのような方法で受け取っているのでしょうか?2つ目の質問で見ていきましょう。

対面受取りは再配達がめんどうの声

グラフでは全体の8割ほどが宅配業者と直接会って受け取っているとわかります。宅配ボックスも普及してきたとはいえ、まだまだ対面で受け取る人が多いようです。

ただ、対面での受け取りでは、時間的な制約があって受け取れない場合が多いです。現在利用している受け取り方法についての不便な面も一緒に聞きました。
  
とくに数の多かった「対面での受け取り」では次のような意見が聞かれました。

・配達予定日に出かけられないのが不便
・配達予定時刻が2~3時間で幅が広すぎる
・チャイムが鳴ると寝ている赤ちゃんが起きる
・途中で中断されてしまうから料理もできない
・ノーメイクで宅配業者と会うのが恥ずかしい

……などなど。 
 
確かに、とくに社会人であれば2~3時間拘束されると予定が立てにくいでしょう。また、家にいたとしても、チャイムが鳴るまでは「いつ来るんだろう……」と待ち受けてしまって、あまりゆっくりもできないと考えられます。
 
居留守をしてしまうシーンもあるようです。これらの意見に加えて、何より多く聞かれたのが、「再配達が面倒くさい!」という声。「毎度毎度、再配達させてしまって宅配業者に申し訳ない……」とも。
 
確かに、EC市場の拡大によって運送業は人手不足が叫ばれています。そのためか、昨年末には配達員が荷物を投げ出す事件もありました。
 

再配達利用経験9割

ユーザーも宅配業者もどちらも幸せにならない「再配達」。実際どのくらいの頻度で起こっているのか探るためさらに質問を重ねました。

まず、再配達を利用したことのある方は全体の90%以上。非常に多くの方が再配達を経験しています。再配達の頻度は約4分の1が「ほぼ毎回再配達してもらっている」と回答。宅配業者の慢性的な人手不足もうなずけます。

「自宅での直接対面」以外で利用してみたい宅配便の受取り方法についても聞いてみました。

グラフを見ると、とくに人気は「コンビニ受取り」と「自宅の宅配ボックス」。最近では「駅の宅配ボックス」も注目されています。ご存知ない方もいるかもしれませんのでそれぞれ簡潔に説明しましょう。
 

コンビニ受け取り

宅配業者と全国のコンビニエンスストアが提携してコンビニ受取りサービスを提供しています。EC事業者がそのサービスを導入すると、商品を購入した利用者が指定のコンビニ店舗で荷物を受け取れます。
 
コンビニ受け取りは、「仕事帰りに受取れて便利」という声がある一方で、「コンビニが遠くにしかないので面倒」だという声や、「かさばるものや重いものだと利用しづらい」との声(問2で収集した意見)も聞かれます。
 

自宅の宅配ボックス 

宅配ボックスはマンションや自宅に設置する、不在時に宅配物を入れておけるロッカー型設備です。様々な種類がありますが、機械式の宅配ボックスは比較的安価で導入し易いです。暗証番号でロッカー扉を解錠して利用者と宅配業者との間でやり取りがおこなわれます。

オンラインタイプはランニングコストがかかりますが、セキュリティは万全です。利用者はカードキー等を使ってロッカーを解錠し、荷物を取り出します。コントロールセンターと24時間つながっているので、何かトラブルが起きた(カードキーをなくすなど)場合でも、手厚いサポートを受けられます。
 

駅の宅配ボックス

自宅やマンションだけでなく、駅に設置するタイプの宅配ボックスもあります。先日、国土交通省が宅配の効率化に向けて、駅などの公共性の高い場所への宅配ボックス設置に補助金を新設したことが話題になりました。

宅配ボックスには「暗証番号の入力がめんどくさい」、「大きな荷物が入らない」といった声(問2で収集した意見)がありました。

宅配ボックス付き物件に住みたい7割

最後に、宅配ボックスがある物件に住みたいか質問をしてみました。

結果は7割以上が「住みたい」「どちらかと言えば住みたい」と回答。「現在宅配ボックスがある物件に住んでいる」との回答を合わせると、8割超が宅配ボックスを好意的に感じていました
 
空室対策を考えるマンションオーナーにとっては、宅配ボックスの導入は一考の価値がありそうです。今や物件探しも検索サイトが主流です。宅配ボックスを条件に入れた検索結果に表示されれば大きな集客効果が見込めます。
 
所有するご物件に宅配ボックスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

シェアありがとうございます