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大規模修繕に検討したいオートロック等の防犯システムまとめ

公開日:  最終更新日:2016/09/13

オートロック

前回、オートロックに油断せずに防犯力を高めましょうという記事を書きました。「犯罪の少ない安全な国」として評価の高い日本ですが、近年の事件ニュースを聞いておりますと不安に駆られるものも多くなってきたような気がいたします。

このような不安感を持たれる方が増えてきたのか、最近では防犯意識が非常に高くなってきており、マンションに設置されている防犯システムの内容が資産価値に繋がる場合も多いようです。今回は最近の防犯設備事情などを取り上げてみたいと思います。

オートロックドア

鍵をかざして解錠

オートロックドアの進化は目覚ましく、鍵をかざして解錠するものや、指紋認証、虹彩認証、網膜スキャンなどの生体認証を取り入れるマンションも増えてきております。

また自分が持っている鍵やカードキーでは他の階へ行けなかったり、エレベーターが動かないというエレベーターと連携したシステムを取り入れるマンションもございます。

上記のシステムは導入の際の初期費用が高額にかかりますが、一定の効果が期待できるという事で、導入を検討されるマンションもあるようです。

防犯センサー

防犯センサー画像引用:楽天

防犯センサーは窓に警報システムを取り付けるもので、一般的に採用されているマグネットセンサーは窓を開けると防犯システムが作動し警報が鳴る仕組みになっております。

しかしこのセンサーは震動を感知する事がないものが多く、一定時間内に警報音解除ボタンを押せば警報が解除されてしまうタイプのものが一般的です。

窓に防犯センサーを取り入れる場合は解除ボタンを室内の分かりにくい場所に設置するか、簡単に警報音が解除できないようにするのがポイントです。

ピッキングアラーム

ピッキングアラームとは警視庁が開発した防犯グッズで、玄関ドアの内側にテープで取り付けるだけで、ピッキングをする際に発生する特有の震動を感知し大きな警報音を出すという効果的な防犯グッズです。費用もリーズナブルで導入しやすい防犯グッズです。

防犯ガラス

防犯ガラス画像引用:ライフネット

防犯ガラスとは2枚のガラスの間にフィルムが挟まれており、工具などで叩いてもガラスが飛散しない為、穴が開きにくい合わせガラスの事をいいます。

ただし、この挟まれているフィルムの厚さが0.76ミリ以上のものが防犯ガラスとして呼ばれます。この防犯ガラスは窓からの侵入を防ぐ効果は期待できるのですが、ガラス自体が非常に高価だという事がデメリットになっています。

ベランダ・バルコニーは要注意

3階以上の住居でも、隣の建物や電柱などを利用して進入するケースも多いようです。お住まいの住居で侵入されやすい経路がないか、確認する事も必要です。

防犯グッズの中には窓のクレセント鍵の部分にフィルムを貼って簡易防犯ガラスのようにできるグッズも販売されています。またサッシに取り付ける補助鍵の設置も有効でしょう。

防犯意識を高めましょう

ストーカー

「マンションのセキュリティが高いから」「上層階に住んでいるから大丈夫」などの気持ちで油断されてはいませんか?侵入者は洗濯物が干しっぱなしになっていたり、郵便物や新聞が溜まっているのを見ているかもしれません。

時にはインターホンを鳴らしたり、電話をかけたりして不在かどうかの確認をすることもあるそうです。ご自身の防犯意識を高める事が犯罪から身を守ることに繋がるでしょう。

ライター:マンションナビ美
不動産系会社勤務を経てフリーで活躍。自身も分譲マンションのオーナーとして、大規模修繕や、理事会役員を経験する。実体験からマンション業界を分かりやすく解説する。

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